昔、カラオケでブレス(息継ぎ)が激しい女性と会った話
カラオケであった衝撃的な体験話です。
これは結婚する前の私が20代前半だったの話
合コンで出会った女性が後日メールがあり、暇なので遊ぼうと誘われたので遊ぶ事になった。
しかし!
正直顔も完全に顔も忘れてる相手で、待ち合わせ場所で車を停車して「ついたよ、どこにいる?」のメール後ドキドキ周りを見渡す、するとすぐ横に停車していた車の女性が携帯を見てこっちを見て手を振る。
一瞬目があっても気づかないくらい忘れてたという相手。
見ためはどちらかと言えば地味で読書が好きって感じのおとなしそうな子だ。
待ち合わせで無事会い、話していくとうっすら思い出してきた。
夕食もお互い食べた後だったのでどうしようとなった、そこでその子がカラオケ行こうと言い出した。(以降K子)
私はカラオケ嫌いじゃなかったのでOKといい一緒にカラオケに行く事になった。
カラオケに行ったらすごい事が起きた
道中、K子が職場の人からカラオケすごい上手だねってよく言われるとか、毎週カラオケ行ってるとか、〇〇の曲で98点取ったとか、カラオケにはかなりの自信があるという感じで話してきた。
私は「そうなんだ~」と答えた。
【心の中で会話の声からは想像できないけどカラオケ上手なんだなぁ~とつぶやいた。】
カラオケの部屋に入ると
カラオケの部屋に入ると、颯爽とリモコンで検索し「先に入れてもいい?」もなく
勝手にピピピと1曲予約を入れた。
ここまで機敏に動けるんだ!というくらいの手際のよさで慣れた感じで驚いた。
globeの曲でDEPARTURESだ!
得意と言っていたヤツ早速歌うんだ!
歌いだし
どこまでも~♪フォアーップ
限りなく~♪フォア~ップ
降り積もる雪とあなたえの想い♪フォア~~ップ!
何!どうした?苦しそう!!
私は衝撃的な場面に遭遇してしまい、固まった。
お気づきだろうか?
フォアーップの部分はブレス(息継ぎ)
昔の父親の耳障りな「いびき」にそっくり、しかもでかい音!
ここまで息継ぎが苦しそうで声として出てる人をはじめて見た。
最初これは体調不良のトラブルかと思うくらいの出来事で見守ったが、途中からこれわざとやろ~ってくらい大きくなってきて、逆にこれが何か一生懸命歌ってるアピールなのかな?・・・とか考えてみているけど・・・私の事を笑わせようという感じではなかった。
真剣になりきって歌っている。
そして無事歌い終わり。
私は放心状態になって遠くの方を見つめていた。
K子「どうだった?」と聞いてきた
私は
「息継ぎが激しくてそれどころじゃない!逆に自分でその息継ぎ誰にも今まで注意されなかった?」
なんて言えずに・・・
「良かったよ」と小さな声で言ってしまった。
そしたら「嬉しい~」と言ってきてもう1曲歌っていい?と言って「何が歌ってほしい?」と聞いてきて。
気付いたのが・・・
この子真面目そうに見えたけどちょっとイタイ子やなって
普通自分が1曲歌ったら「次は歌って~」とか、歌ってる途中で「次曲入れといて」とか言うけど・・・
次何が聞きたい?
「はぁ~?」
ちょっとイライラしてきた。
心の中で、家でHEYHEYHEY(ダウンタウンの歌番組)観とけばよかったと・・・後悔
「じゃあ一番得意な曲歌って!」とやけくそで言ってみた。
そしたらテレサテンの曲を入れて、「これが一番上手って会社の人に褒められるの~」と言いながら歌いだす。
テレサテンの「つぐない」を歌いだすとまた、激しいブレス(息継ぎ)がなり響く。
正直この激しいブレスがないとしても、今まで出会った女性の中で迷わずの断トツの音痴さんです。
これを上手と言ったK子の会社の人に会って本音を聞いてみたい・・・と考えていると、歌いながらリモコンを持ち次の曲の予約も入れた。
え!3曲連続歌うんかい!
またこっちに「何か歌って~」も無しに勝手に入れた。
こりゃ~ダメだと思い。
かなり私も不機嫌になってきた!
始まったばかりだけど帰る方法を考えた。
いい事を考えた、リモコンを奪い自分が予約入れまくって入れさせない様にしよう作戦に出た。
3曲連続で予約入れたお返しだ!
1曲目は普段歌わない、マイナーな歌手のさらにシングル曲ではなく、アルバム曲を入れた、練習用として入れた。
そして歌うと。
「これ誰~?」「ね~ね~なんの曲?」とこちらが歌ってる最中にめちゃ聞いてくる?
無視してたけど歌の間奏の時にしつこく聞いてくるから「〇〇って人の曲」だよっていったあと2番が始まると「私わからない~」「なにこれ~」とずーーーっと言ってうるさいので歌を途中で止めて消した。
カチーンときて
私は「帰ろう!用事を思い出したからすぐ帰ろう!」と言った。
K子「さっきは用事ないっていってたじゃん」
私「用事はHEYHEYHEYを観たいからから!」
(すごいしょうもない理由で帰る事によってムードを下げて嫌われ作戦)
K子「わかった」
といって無言で送って、車降ろしたらバイバイも無しで帰った。
K子とはそれっきり会わなかった。
その後家でHEYHEYHEYを観てめっちゃ面白く平和を感じた夜でした。
以上